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ME-10分析結果 [楽器・機材]

先日、自然死していたと思っていたME-10、今日、初期化してみたもののやっぱり音が出ない・・・で、一応、マニュアル・モード(プログラミングせずにエフェクトを個別にペダル動作でON/OFFするモード)に切り替え、あれこれ試している内、ノイズ・サプレッサーをOFFにしたら音が出ることを発見。

どうやらノイズ・サプレッサー(ノイズ・ゲート)の回路が完全にお逝きあそばされていたらしい。プログラムした音にはほとんどノイズ・サプレッサーを使用しているので、これが邪魔していたのだ。

試しに他のエフェクターの回路でお亡くなりになっている奴が無いか調べてみたら、見事にDS2も死亡していた・・・ついでにDS1も立ち上がりが悪い・・・事実上、歪み系で使えるのはOD2だけってことか・・・

全く使えないことはないが、全てのパッチをプログラミングし直さなければならないし、いつどこが壊れるか解らないものを使うのはどうも心もとない・・・当時はフロア型マルチ・エフェクターとしてはハイ・エンド機だったのに・・・しょうがない、新しいエフェクターを買うか・・・


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エフェクターも壊れた・・・ [楽器・機材]

確か1990年頃、発売後間もなく購入したBOSSのフロア・タイプ・マルチ・エフェクター、ME-10。ギターのキャラクターも生かしつつ、自然な効果を出すのに最適、また、使い方次第ではかなりドギツイ音も出せる名器である。

実はこの機材の前に、RollandのGP-8というラック・マウント・タイプのマルチ・エフェクターを使用していたのだが、パッチ切り替えのレスポンスが悪く、実戦では役に立たないと判断しての購入だった。

体重を乗せてもびくともしない強靭なボディ、コンパクトとは言えないが、どっしりとした安定感、プログラミングのしやすさ、演奏時の操作性の良さ、そして勿論抜群の音の良さに惚れ、ライブ、録音にと使って使って使いまくった。パッチ切り替えの速度も充分使用に耐えるものだった。が、数年前にオーバー・ドライブの回路が壊れたらしく、オーバードライブを使ったパッチの音がショボくなってしまった。まあ、他にも歪み系エフェクターは3つも内蔵しており、OD2も含まれているので、「どうしてもOD1の音が欲しければME-10のSend/Returnにモノホン(多分、初代!これぞビンテージ!)のOD1を繋げればいいや」と思いつつも、しばらく使っていなかったのだが、先日思い立って電源を入れてみたらうんともすんとも音が出ない・・・

どうやら、俺の知らないうちに自然死していたらしい・・・

こいつもまた先日逝ったJUNO106同様、いや、それ以上に思い入れのある機材なのだ。当然、メーカーに部品在庫はなく、修理不能・・・

大ショックである・・・

次は何が壊れるんだ?もしかしてもうGR用のMIDIコンバーターも壊れているんじゃないだろうか・・・


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シンセが壊れた・・・ [楽器・機材]

数日前まではなんともなかったのだが、昨日、電源を入れてみたらCの音が鳴りっぱなし・・・何回か電源を入れ直してみても全く直らず。構わず弾いてみると、今度は特定の法則も無く弾いた鍵盤の音が1音だけ鳴りっぱなしに・・・

JUNO-106、その筋では有名なRolland製のアナログ・シンセサイザーである。購入したのは20年以上前。発売同時はシンセもアナログからデジタルへと移行が進んでいて、『最後のアナログ・シンセ』などと揶揄的に言われていた。確か12~3万で購入、当時としても決して高価なイクイップメントではなかったが、フェーダーによる直感的な音創りが可能で、非常に操作性が良く、膨らみのある音色が特徴的だ。
なんでも、ORBのAlex Patersonは、このシンセサイザーを名器として絶賛しているとか。確かに、曲の展開にあわせてフェーダーを微妙に操作し、除々に音色のニュアンスを変えていく、インタラクティブな演奏には最適のシンセサイザーであり、俺もそこを気に入っていた。現在ではビンテージ・モデルとしての価値すら出てきているらしい。

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練習用イクイップメント [楽器・機材]

練習用のギターとアンプ。アンプは最近買ったVOX。1万円以下の安物で、シャリシャリした音が気に入らないが、自宅練習用としては十分である。


ギターは、実はシンセサイザーのコントローラーもマウントしてあるROLANDのGR。かなりの初期型。10もある操作端子(うち2つは小さすぎて見えないと思うが)のうち、7つまでがシンセ用のもの。実は、以前GK-1というコントローラーを愛用のストラトにマウントして使っていたのだが、ピックアップと本体をつなぐケーブルが弱く、何度も断線し、その度に高額な修理費を払うのに嫌気がさしていたところ、中古楽器屋でこのギター・コントローラーを発見。値段も手ごろだったので思い切って買ってしまった。が、当然、これだけでシンセを鳴らすことは出来ず、アナログ信号をMIDI信号に変換するコンバーター(これが高かった!)を通し、シンセサイザーに繋ぐことによって初めてギター・シンセサイザーとなる。というより、このギター型コントローラーでシンセを鳴らすことが出来る。購入当時は面白がって色々と実験したが、発音レスポンスの遅さ、誤作動の起こりやすさに嫌気がさし、ギター・シンセサイザーとして実戦で使用することは無かった。もったいない・・・
が、ギター部分は意外にもなかなかまともに出来ていて、マウントしてあるマイクも結構いい音がするので、たまにライブで使うこともある。

 

足元にあるこいつら。右の黒いプラスチック製のいかにも安っぽいイクイップメントはZOOMの安物マルチ・エフェクター。本当はROLANDのME-10という『それなりの』マルチ・エフェクターをメインに使っているのだが、最近、肝心のOVER DRIVEの回路が壊れてしまい、あまり役に立たなくなってしまったので、こちらの方を使うことが多い。ディレイやコーラスの細かいセッティングは出来ず、ほとんど役に立たないが、歪み系は比較的まともな音がするので、ライブでもディメンジョン系のエフェクター音はミキサーに任せて主にディストーションとして使っている。


左にあるなんだか多機能そうなこいつは、つい最近購入したROLANDの製のマルチ・トラック・レコーダー。これで8チャンネルのマルチ・レコーディングが可能(そのうち4チャンネルはステレオ専用のL/Rなので、実質は6チャンネルだが・・・)。さらに、1トラックについて8世代まで記録が可能という、化け物のような機能を備えている。つまり、8回同じトラックに録音し、一番いいプレイを選んでトラックダウンすることが出来るのだ。同時発音トラックは8つだが、仮想的に64トラックも持っていることになる。操作は一般のマルチ・トラック・レコーダーを使い慣れている俺にはちょっと難しいが、エフェクターやドラム・マシンも内蔵するなど、かなりの多機能で結構使える。残念なのは複数チャンネルの同時録音が出来ないこと。つまり、完全なパーソナル・ユース用の機材である。が、生意気にもステレオ・マイクを内蔵しており、バンドのリハーサルを記録に残す程度のことなら出来る。ハード・ディスクは内蔵しておらず、コンパクト・フラッシュを記録メディアに使用するが、USB端子がついており、ダイレクトにPCにデータのバックアップ、そしてPCからのデータのロードが可能。これでなんと4万円しないのである!
最近はこいつらを使って自宅レコーディングなんぞして遊んでいる。

8トラック・デジタル・レコーダー BR-600

8トラック・デジタル・レコーダー BR-600

  • 出版社/メーカー: ローランド
  • メディア: エレクトロニクス

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愛器 [楽器・機材]

忘れそうなので書き留めておこうと思う。

俺の愛器は、79年製のフェンダー・ストラトキャスター。80年に新品で購入した。当時の値段で23万円。貧乏学生だった俺にとっては決死の覚悟の購入だった。なにせ一年分の家賃と同じ額だったのだ。

あれは1980年の年末だったと思う。「来年からフェンダーが値上げするらしい」という情報が流れ、屋根裏デビューを目標にして日々精進していた俺は驚愕した。「おいおいおい、ライブハウス・デビューするならモノホンのギターを買わなきゃと思っていたのに・・・・・・」 4年間弾き倒して来たグレコのSGにも愛着はあるが、いかんせん音がジョボいし、ルックスもいまいちだ。

この当時の2大ギターと言えば、ギブソンのレス・ポール・スタンダードか、このフェンダーのストラトキャスターだ。芯の通った甘くて太い音、どっしりとした佇まいで男くさい風格を漂わせるレス・ポール。一方、繊細だけど使い方次第では凶暴なじゃじゃ馬に変貌する気難しげな印象のストラトキャスター。これはストラトキャスターをメインのギターとして使っていたミュージシャンのパフォーマンスの影響も大きいだろう。それはジミ・ヘンドリックスであり、リーチー・ブラックモアであったり、デイブ・ギルモアであったり、ジェフ・ベックでもあったりするわけだ。

人により好みが分かれるのは当然だが、俺自身はアグレッシブな印象のストラトキャスターに憧れていた。しかし、「いつかは手に入れよう」と思っていたそのギターが来年から値上げするのだと言う・・・
「よし、買うなら今だ。今しかない!」 かくして意を決した俺は、長期ローンを組む覚悟で、生涯の伴侶となるストラトキャスターを探しに楽器屋探訪に繰り出した。

俺が赴いたのは楽器屋がひしめくロッカーの聖地、御茶ノ水。ウインドウを覗けば、いるぞいるぞ、色とりどりの見目麗しき貴婦人(ストラトキャスター)たちが。俺が狙っているカラーは白、フィンガーボードはローズウッドが理想なのだが、最優先すべきは抱き心地が良くていい声(音)を聞かせてくれることだ。見ているだけでは判らないので試奏するのは当然なのだが、次から次へと違うギターの試奏を申し出る俺に楽器屋の店員の対応も徐々に冷たくなってくる・・・
御茶ノ水だけで10軒近くの楽器屋を廻り、100本近いストラトキャスターを弾いたが、ピンと来る楽器にめぐり合うことができなかった。挙句の果てに「楽器の良し悪しがわかるようになってから来たら?」という店員の悪意の捨て台詞・・・

がっくり肩を落とし、行き付けのロック喫茶(と、いうところがあったのである)でデカい音でロックを聴いて憂さ晴らしでもようと新宿駅前に降り立つと、駅前の百貨店で輸入楽器を扱うイベントを行っていた。

「どうせこんなところにゃまともなもんはねぇだろうけど一応見てみるか・・・」と思いながらも会場となっている催事場に足を運ぶと、一本のストラトが目に飛び込んできた。色は木目が透けて見えるブロンドというクリーム色。ルックスは申し分ない。店員に試奏を申し出ると、音叉を探すこと数分、ギターをアンプに繋いで不慣れな手つきでチューニングをするド素人のにわか店員を、「あ、俺がやるから」と制止し、ギターを奪い取る。膝に乗せると意外なほどの重量。これは木目が詰まっている証だ。チューニングし終えたストラトをEのローコードでジャキンと鳴らして驚いた。グワゥンと響くぶっとい音。ストラトの癖してこんなのありかね?次はマイクのポジションをハーフ・トーンにし、覚えたての「悲しきサルタン」を弾いてみる。おおっ!この音だよまさしくこの音だ!
一応、他のストラトも何本か試奏させてもらい、この楽器が特別だということを改めて確認。もう迷うことはない。長期分割払い(確か36回ではなかったか?)で即決でつれて帰った。

このストラトは愛して愛して愛しまくったが、やはり俺のやりたいことを受け入れさせるのは大変だった。派手にアーミングをする俺のプレイの特性上、どうしてもチューニングが狂いやすく、これを克服するためにペグはシャーラー製に交換、ブリッジを交換すること2回、コマを交換すること・・・何回だろう?多分、7,8回は交換している。他にもさまざまな工夫をこらしたが、後に、その構造上の問題から、アーミングを多用するプレイでは完全に狂いをなくすことは不可能であると悟り、ある特殊な調律方法を考え、アームを使用したプレイを行った直後にある特定の動作を行うことによって調律のズレを大幅に克服出来ることを発見した。が、この方法はフレージングの自由度をある程度犠牲にするし、俺以外のギター弾きには通用しないので(手癖に関係するので)秘密である。
ちなみに、トレモロ・アームは2回折り、現在は大きめの直径の穴を穿ち、一回り太めのトレモロ・アームをマウントしてある。また、アセンブリーはリアのみダンカンのハンバッキングに交換してある。とは言ってもサイズはオリジナルのシングルコイルと同じで、サウンド・キャラクターもあまり変わらないが、交換目的はノイズを低減させるためなので、この改造は成功している。

その後、何本か他のギターを入手したが、やはりこのストラトキャスターが一番好きだ。後に知ったのだが、この時期のフェンダーギターの多くは、ギター職人が手作りで作ったものではなく、工場のラインに乗って大量生産されたものらしく、時間が経過してもビンテージ・ギターとしての価値はあまりなく、中古品扱いになるようだ。

だが、そんなことは俺にとってはどうでもいいことだ。俺はこのギターと四半世紀以上付き合ってきた。色も購入当時とはかけ離れている程変ってしまったが、色々な局面で俺はこのギターとともにあった。俺以外の人にとってはただのボロギターのはずだが、物凄く愛着がある。今は人前でこいつを演奏する機会もだいぶ少なくなってしまったが、常に右手を伸ばせば手が届くところにいつもこいつはいる。今後もいる。


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