スライドバー(バリ島発) [楽器・機材]
この可愛い一団、ボトルネック奏法で使うスライドバーである。ボトルネック奏法のバーは、その名の通り、様々なボトルのネックを胴体に近い部分で切り取って使うのが本式ではあるが、既製品としてガラスの筒状のものや金属の筒状のものが売られており、形状も理にかなっており、これらを使用するのが一般的である。
で、このスライドバー、お気づきの通り陶器製なのである。
実はこのスライドバー、バリ島に窯を構える陶芸作家、杉本真理子氏の「作品」である。(「製品」ではない)
先日、バリで杉本真理子氏にお会いする機会があり、お願いして譲っていただいた。当然、一点もの。実際に使ってみた感想だが・・・
適度な厚みがありながらも思った程重くなく、実に使いやすい。なによりも市販品のスライドバーと決定的に異なるのは、内側には釉薬が塗っていない「素焼き」の状態なので、指に「馴染む」ことだ。これは非常にポイントが高い。
音質面においては、金属製のバーなどと異なり、あのいやらしいギラギラ感が少なく、無駄な音が出にくい。音色にも艶がある。これはオススメである。が、当然一点ものの「作品」であるので、彼女のギャラリーに行っても購入できるかどうかは定かではない。が、興味があるギタリストはバリに行った際は足を運ぶ価値があると思う。もしかしたら作り置きのものがあるかもしれないし、お願いすれば指に合わせてオーダーで作ってくれるかも。値段は・・・知りません(笑)。
FB上ではGallery &Studio Setiaで検索するとギャラリーのページが見つかります。
本人から頂いた略歴は以下。
********************
杉本 真理子 陶芸家。愛知県瀬戸市の窯元で5年修行の後独立。個展で作品を発表する傍らバリ島でバリ絵画を習う。バリへ通っているうちにウブドに窯を持ち、店を開いて作陶を始める。ジャカルタのロックバンドslankと知り合い、バンドのキャラクターグッズを依頼される。彼らのツアーに同行するうちにインドネシアロックに目覚める。いくつかのバンドのグッズを手がけているうちにあるギタリストから陶製スライドバーの注文を受ける。面白そうだから作り始めたら他からも依頼が来て現在インドネシアの3人のギタリストのスライドバーをオーダーメイドで作っています。ドブロ用、アコギ用、と少しづつ勉強中。でもこれはあくまでも趣味。本業の方はホテルやレストランからの依頼で食器などを普通に作っています。
********************
実はこれらのスライドバーを頂戴した際、軽々しくも実際に使用している動画をネット上にUPする、という約束をしてしまった。が、俺は人様に誇示できる程、ボトルネック奏法に長けていないのだよなぁ・・・うーむ、困った(笑)
で、このスライドバー、お気づきの通り陶器製なのである。
実はこのスライドバー、バリ島に窯を構える陶芸作家、杉本真理子氏の「作品」である。(「製品」ではない)
先日、バリで杉本真理子氏にお会いする機会があり、お願いして譲っていただいた。当然、一点もの。実際に使ってみた感想だが・・・
適度な厚みがありながらも思った程重くなく、実に使いやすい。なによりも市販品のスライドバーと決定的に異なるのは、内側には釉薬が塗っていない「素焼き」の状態なので、指に「馴染む」ことだ。これは非常にポイントが高い。
音質面においては、金属製のバーなどと異なり、あのいやらしいギラギラ感が少なく、無駄な音が出にくい。音色にも艶がある。これはオススメである。が、当然一点ものの「作品」であるので、彼女のギャラリーに行っても購入できるかどうかは定かではない。が、興味があるギタリストはバリに行った際は足を運ぶ価値があると思う。もしかしたら作り置きのものがあるかもしれないし、お願いすれば指に合わせてオーダーで作ってくれるかも。値段は・・・知りません(笑)。
FB上ではGallery &Studio Setiaで検索するとギャラリーのページが見つかります。
本人から頂いた略歴は以下。
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杉本 真理子 陶芸家。愛知県瀬戸市の窯元で5年修行の後独立。個展で作品を発表する傍らバリ島でバリ絵画を習う。バリへ通っているうちにウブドに窯を持ち、店を開いて作陶を始める。ジャカルタのロックバンドslankと知り合い、バンドのキャラクターグッズを依頼される。彼らのツアーに同行するうちにインドネシアロックに目覚める。いくつかのバンドのグッズを手がけているうちにあるギタリストから陶製スライドバーの注文を受ける。面白そうだから作り始めたら他からも依頼が来て現在インドネシアの3人のギタリストのスライドバーをオーダーメイドで作っています。ドブロ用、アコギ用、と少しづつ勉強中。でもこれはあくまでも趣味。本業の方はホテルやレストランからの依頼で食器などを普通に作っています。
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実はこれらのスライドバーを頂戴した際、軽々しくも実際に使用している動画をネット上にUPする、という約束をしてしまった。が、俺は人様に誇示できる程、ボトルネック奏法に長けていないのだよなぁ・・・うーむ、困った(笑)
最近はまっているエフェクターセッティング [楽器・機材]
最近、自宅でギターを弾く時に使用するエフェクターはもっぱらこのシンプルな組み合わせ。D&Sをうまく調整するとまるでMick Ronsonのようなエロい音が出る。このセッティングでBowieのAladdin Sane収録曲を弾くとハマる。
それにしてもボロいなぁ・・・
それにしてもボロいなぁ・・・
たどり着けないギター・パーツ [楽器・機材]
先日、あるギターのパーツを買いに楽器屋に行った。が、パーツが陳列されている壁一面を隅から隅まで探したが目的のパーツが見つからない。レジカウンターにいるお嬢ちゃんではわかりそうになかったので、ギターのパーツに詳しい店員を呼んでもらった。
「何をお探しですか?」
「あ〜・・・名前はわからないんだけど、シンクロナイズドトレモロアームのブリッジ側に開いているトレモロアームを差し込む穴に入れてアームの位置を安定させる小さなスプリング、ある?」
「あ、申し訳ありません。ただいま在庫をきらしておりまして・・・」
「う〜ん・・・君に尋ねるのは筋違いだってわかっているんだけど」
「はぁ」
「この近辺に取り扱っていそうな楽器屋、ある?」
「目の前の交差点を渡ってすぐの所に○○楽器がありますよ」
「ありがとう。で、あのパーツ、なんて名前だったっけ?」
「えーと・・・すいません。忘れました」
「・・・」
「でも、先ほどの説明は的確でしたので、あの通り言えば通じますよ」
「また、あの長い説明をするのか・・・」
○○楽器についた俺は、自分で探す努力を放棄、迷わず店員に訊いてみた。
「えーとね、シンクロナイズドトレモロアームのブリッジ側に開いているトレモロアームを差し込む穴に入れてアームの位置を安定させる小さなスプリング、ある?」
「あ〜、あれですね、パーツのフロアーに訊いてみます」
「お願いします」
店員はしばらく内線電話でやりとりした後、悲しそうな顔を俺に向けた。
「すいません。今、在庫切らしちゃってます」
「そうなの・・・この近辺に他に楽器屋ある?」
「店の前の道を右に行ってもらうと大通りにぶつかりますんで、そこを左折してしばらくすると△△楽器があります」
「ありがとう。で、あのパーツって、なんて名前だったっけ?」
「なんていったかな?でも、お客さんの説明ですぐわかりましたんで、あの通り言っていただければ誰でもわかりますよ」
「・・・」
ちょっと迷いながらも△△楽器に到着、俺は店員を捕まえて一気にまくしたてた。
「あのね、シンクロナイズドトレモロアームのブリッジ側に開いているトレモロアームを差し込む穴に入れてアームの位置を安定させる小さなスプリング、(ぜえぜえ)ある?」
「あ〜すいません、あれは在庫切らしちゃってます」
「・・・あのパーツ、なんて名前だっけ?」
「あれ?何ていったかな?」
「・・・」
俺、撃沈。
「何をお探しですか?」
「あ〜・・・名前はわからないんだけど、シンクロナイズドトレモロアームのブリッジ側に開いているトレモロアームを差し込む穴に入れてアームの位置を安定させる小さなスプリング、ある?」
「あ、申し訳ありません。ただいま在庫をきらしておりまして・・・」
「う〜ん・・・君に尋ねるのは筋違いだってわかっているんだけど」
「はぁ」
「この近辺に取り扱っていそうな楽器屋、ある?」
「目の前の交差点を渡ってすぐの所に○○楽器がありますよ」
「ありがとう。で、あのパーツ、なんて名前だったっけ?」
「えーと・・・すいません。忘れました」
「・・・」
「でも、先ほどの説明は的確でしたので、あの通り言えば通じますよ」
「また、あの長い説明をするのか・・・」
○○楽器についた俺は、自分で探す努力を放棄、迷わず店員に訊いてみた。
「えーとね、シンクロナイズドトレモロアームのブリッジ側に開いているトレモロアームを差し込む穴に入れてアームの位置を安定させる小さなスプリング、ある?」
「あ〜、あれですね、パーツのフロアーに訊いてみます」
「お願いします」
店員はしばらく内線電話でやりとりした後、悲しそうな顔を俺に向けた。
「すいません。今、在庫切らしちゃってます」
「そうなの・・・この近辺に他に楽器屋ある?」
「店の前の道を右に行ってもらうと大通りにぶつかりますんで、そこを左折してしばらくすると△△楽器があります」
「ありがとう。で、あのパーツって、なんて名前だったっけ?」
「なんていったかな?でも、お客さんの説明ですぐわかりましたんで、あの通り言っていただければ誰でもわかりますよ」
「・・・」
ちょっと迷いながらも△△楽器に到着、俺は店員を捕まえて一気にまくしたてた。
「あのね、シンクロナイズドトレモロアームのブリッジ側に開いているトレモロアームを差し込む穴に入れてアームの位置を安定させる小さなスプリング、(ぜえぜえ)ある?」
「あ〜すいません、あれは在庫切らしちゃってます」
「・・・あのパーツ、なんて名前だっけ?」
「あれ?何ていったかな?」
「・・・」
俺、撃沈。
新しいマルチ・エフェクター購入! [楽器・機材]
俺が以前愛用していたマルチ・エフェクターはBOSS(Roland)のME-10、発売と同時に購入。当時はフロアー型マルチ・エフェクターとしてはハイエンド機だった。ライブにレコーディングにと使い倒して来たが、2007年に故障、修理を試みるも部品調達不能との回答に茫然自失。一生使って行きたいと思っていたほど気に入っていたので、かなりショックだった。
某メーカーの安物マルチも持っていたが、完全に入門機で、空間系エフェクトの細かいセッティングが出来ず、操作性も悪く、「やはりそれなりのフロアー型マルチ・エフェクターを購入せねば」と、あれこれ悩むこと6年、どうやらあるマルチ・エフェクターが俺のプレイの要件を満たしそうであることが判明、購入に踏み切った。
ME-70、2009年に発売された、現在のところMEシリーズの最新機。もう発売から4年が経過しており、そろそろ新しい機種も発表されそうな気もするが、値段もそこそこ落ち着いて来ていて、パネル上面に全てのパラメータが配置されており、直感的な音作りが可能。何より実際に試奏してみたところ、「弾く気にさせる音」が出た。これってもの凄く重要。
これから色々セッティングしなきゃ。楽しみだなぁ。
某メーカーの安物マルチも持っていたが、完全に入門機で、空間系エフェクトの細かいセッティングが出来ず、操作性も悪く、「やはりそれなりのフロアー型マルチ・エフェクターを購入せねば」と、あれこれ悩むこと6年、どうやらあるマルチ・エフェクターが俺のプレイの要件を満たしそうであることが判明、購入に踏み切った。
ME-70、2009年に発売された、現在のところMEシリーズの最新機。もう発売から4年が経過しており、そろそろ新しい機種も発表されそうな気もするが、値段もそこそこ落ち着いて来ていて、パネル上面に全てのパラメータが配置されており、直感的な音作りが可能。何より実際に試奏してみたところ、「弾く気にさせる音」が出た。これってもの凄く重要。
これから色々セッティングしなきゃ。楽しみだなぁ。
【ACアダプター+エフェクターボード/ブラック付】BOSS/ボス ME-70 ギター用マルチエフェクター
- 出版社/メーカー: BOSS
- メディア: エレクトロニクス
MAXON D&S [楽器・機材]
多分、34年前、初めて購入したエフェクター、MAXONのD&S(ディストーション・アンド・サスティナー)。確か、ウッドストックのライブを聴いてJimi Hendrixに衝撃を受け、「俺もあんな破壊的な音(笑)を出してみたい!」と熱望し、購入。後にMAXONはエフェクターの筐体上部にインジケーターを搭載、フットスイッチも軽いものにマイナーチェンジを行うが、これは第一世代。MAXONというブランド発足直後の製品だった。
このD&Sなるエフェクター、まるでBIG MUFFのような強烈な歪みで、購入目的は充分に果たしてくれたが、バンドで使うと他のメンバーから猛烈なブーイングが。エフェクターのオン/オフ時のギターの音色を根本的に変えてしまうのだ。さらにトーンを高音側に目一杯回すと(ボリュームの類を全て右側いっぱいに回すのは70年代ハードロッカーの病気みたいなもんである)、『ビギャーゴギャー』と、バンドアンサンブルを根底から否定するような凄い音を出す。この為、「自分の耳で聴いて適正なトーンコントロールをしなきゃ」と、ツマミは外してある。
それにしてもよくぞここまでボロになったものだ。さらに、故障一つ無く現在でも現役だから凄い。昔のエフェクターは本当に堅牢に出来ている。
このD&Sなるエフェクター、まるでBIG MUFFのような強烈な歪みで、購入目的は充分に果たしてくれたが、バンドで使うと他のメンバーから猛烈なブーイングが。エフェクターのオン/オフ時のギターの音色を根本的に変えてしまうのだ。さらにトーンを高音側に目一杯回すと(ボリュームの類を全て右側いっぱいに回すのは70年代ハードロッカーの病気みたいなもんである)、『ビギャーゴギャー』と、バンドアンサンブルを根底から否定するような凄い音を出す。この為、「自分の耳で聴いて適正なトーンコントロールをしなきゃ」と、ツマミは外してある。
それにしてもよくぞここまでボロになったものだ。さらに、故障一つ無く現在でも現役だから凄い。昔のエフェクターは本当に堅牢に出来ている。