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すげぇブログのご紹介 [音楽一般]

昨日、このブログでも何回か登場している「ロックが好きな年上の従兄弟」の弟の方と、久しぶり(おそらく10年近く)に会う機会があった。

久しぶりの近況報告をしている中で、彼もブログを開設していることが判明、プログレッシブ・ロックを中心に、自宅録音したボーカル抜きの音源、手っ取り早く言えばプログレ・カラオケを公開している、と。
それだけでもユニークなのに、その数、なんと開設からたった2年で300曲超!
 

これは偉業です。

 
なんでも、全ての音を自身の耳で聞き取ってMIDI化し、ギターは実際に本人が弾いているんだそうだ。ったく、どんないい耳してるんだ。

このブログをご覧になっていらしゃる方の多くはプログレのファンだと思う。是非、彼のブログを来訪してみることを勧める。

ブログ名はChord of Life、URLは以下。

http://chordof.life.coocan.jp/blog/


因に、最新のUPはPFMのPhotos of Ghoasts (!)



やる奴はここまでやる・・・
 
 
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音楽データ消失 [音楽一般]

先日、久しぶりにある曲を聞きたくなって、iTunesを立ち上げたところ、目的の作品をなかなか探し当てられなかった。
 
「はははは。そんなバカな」と、検索をかけるも聞きたい曲を収録していたCD一枚分が全くみつからない。
 
仕方ない、CDから再度取り込もうか、と思い、探したものの、現物も見つからない。
もしや、と思い、数年前、引っ越しする際、「この機会に聞かないCDを処分するか」と、あまり聞いていなかった数百枚を買い取り業者に見積もらせたPDFリストを見ると、探していた作品が入っていた。どうやら、売ってしまったようだ。おまけに、当該CDの買い取り価格の欄を見ると50円!なんでそんな低い査定額に納得して売っちまったんだ数年前の俺のバカ!
 
「データだけでもどこかに残っていないか?」と、念の為にネットワークディスクを探したが、やっぱり無い。複数あるPCのハードディスクにも残っていない。目的別バックアップ用の複数台の外付けハードディスクのどこにも残ってない。
 
くっそ〜!聞けないとなると無性に聞きたくなる。いっそのこと再購入しようか、とAmazonで探してみると、結構な値段がすることが発覚。おまけに10名程のレビュアーが全員満点をつけていた。く、悔しい・・・
 
いやいや、ちょっと待て。あの作品は間違いなくiTunesに読み込ませていた。その作品が何らかの理由でディスクから消失したって事は、同じような理由で失われてしまった音楽データもあるんじゃねぇか?
 
これは調査しなければって、今、iTunesに読み込ませてあるアルバム数を確認したら5,000枚弱。基本的に購入したCDは全てiTunesに食わせている。と、言う事は、ここに入っていない作品を探すにはどうしたらいいんだ?現物のCDを未だに所持しているものとは突合できるが、売ってしまったものは記憶だけが頼りってことか?
 
 
む、無理です・・・
 
 
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残念だったBBCフィルハーモニックのコンサート [音楽一般]

昨日、佐渡裕指揮、辻井伸行ピアノの、BBCフィルハーモニックのコンサートを観に(聴きに)行った。
演奏内容はほぼ完璧。佐渡裕が激痩せしていて、ちょと心配だったが。

会場には長嶋茂雄も居て、第一部が終わるなり自ら率先してスタンディングオーベーションをおくり、それにつられるように周囲も立ち上がるという、有無を言わせぬ環境も整っており、雰囲気も最高。


だけどなぁ。


俺の目の前の座席に坐っていたいかにも金持ちそうな親父、香水がくせぇ!臭すぎる!香水のシャワーでも浴びて来たのかってほど臭い。お前のおかげで頭が痛くなり、気持ちも悪くなり、演奏に集中出来なかったじゃねぇかよ!
せっかくピアノの生音まで聞こえるいい席だったのに、お前のせいでぶちこわしだ。

本人はお洒落のつもりかもしれないが、人が密集し、席を移動出来ないような会場では、ああいった下品な自己主張は絶対止めて欲しい。俺の後ろの席の連中まで嫌がっていたぜ。本人は全く気がついていなかったようだが。

本当に、残念。もう一回、別の環境で聴いてみたい。

いずれにせよ、クラシック音楽は生が最高。匂いはいらねー。
 
 
 

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デジタル音楽プレーヤー是か非か?(Neil Youngの問題提起を受けて) [音楽一般]

Neil Youngが音声の非可逆圧縮方法、及び既存のデジタル音楽プレーヤーについて苦言を呈した。思うところあって、駄文をしたためたいと思う。

(詳細はこちらを参照されたい)

俺自身はデジタル音楽プレイヤーの恩恵を存分に受けている。MDは1990年代中盤、発売間もなく一号機を入手、いままで7〜8台を使い潰し、現在でも録音専用としてHi-MDを温存している。iPod(音楽再生専用機)は第二世代から購入、いままで5台購入した。それらのいずれにもそれなりに世話になりつつも、納得できていない自分がいることは事実。

もちろん、アーティスト側が発信した情報(音楽)をより正確に受け止めたい、と思っている点では俺も基本的にはNeil Youngと同じスタンスだし、どうせならいい音質で音楽を聴きたい。しかし、どんなに原音に忠実な音響の再現を目指したって、そもそも原音を知らなけりゃ聴いている音がどれだけプアーかなんか解る筈も無い。俺はNeil Youngを敬愛しているが、少なくとも彼の弾いているギターの音も目前で聴いたことはない。そういう意味において、俺は彼の出す『本来の音、ニュアンス』は知りようもない。「じゃぁ、出来るだけCDで聴くことにするか」と思っても、『CDはマスターテープの15%の情報量しか再現できない』なんて、今更言われたって、俺たちにどう出来るってんだい。

音楽作品を非可逆圧縮、すなわちAACやMP3、ATRAC3にした時点で音質が下がるのは理屈上当たり前のことだ。そんなことは誰でも知っている...。それより恐ろしいのは、音質の良し悪しより、非可逆圧縮された音楽のダウンロード販売が一般化することにより(しているけど)、劣悪な音質に聴き手が慣れてしまい、音楽を聴く側の耳が細かいニュアンスを聞き分けられなくなってしまうこと。これが一番の問題だ。
たとえば、手持ちのRockのCDを、128kb/sec、192kb/secでそれぞれMP3にエンコードし、聴き比べてみよう。どんな安物のヘッドフォンで聴いても、明らかな音質(特に高音部)の違いに気がつくはずだ。
俺の最低許容ラインはMP3なら192kb/secまで。勿論、再生デバイスや音楽の種類(情報量)によっても変わってくる。この基準は、iPodレベルのポータブル機にイヤフォンを繋げてRockを聴くなら、だ。

だが、これとは別に、個人によって『心地よく感じる音』が違うのも事実。例えば、俺自身は、AACでエンコードした曲をiPodで再生した音より、ほぼ同じビットレートでATRAC3でエンコードした曲をNet-MDで再生した音の方が好きだ(利便性を考えてあえて現在はiPodを使用しているが)。どんなに『ATRAC3の圧縮技術は悪い』と言われようがなんだろうが、あの音の方が好きなのだ。

レコードにせよCDにせよ、『メディア化された音楽作品』を聴くとき、好みの音質に調整することは当然である。でなければ、グラフィック・イコライザーなどというオーディオ機器が存在する筈も無い。ヘビメタ野郎は低音と高音を上げるだろうし、ボーカル中心に聴く者は中域を上げるだろう。それらは、当然、再生される作品の元のニュアンスを変えていることになるが、これを行うことは音楽作品を所持している者にとっては保証された権利でもある。個人によって、好みの音質は異なってくるのだ。

つまり、極論を言ってしまえば、製品化された音楽をどんな音質でどう聴こうと、それは受け取り側の勝手だ。発信者(アーティスト側)がそれを許せないのなら、再生装置や、再生環境、厳密に言えば音量までも指定してくれなければ正確なニュアンスなんぞ伝わるはずなどないではないか。現実問題としてそんなことは不可能だ。曲げようの無い事実として、俺自身、自らが演奏に参加している音楽作品を、自分が人前で演奏しているような音量で自宅で聴いたことなどない。そんなことしたら近隣住民に通報され、警官がやってくる。

さて、これらの複合的な問題の根源はどこにあるのか?それは勿論、出来合いの商品化された音楽作品を、音質を劣化させたことを承知の上で『商品』として扱った音楽配信サービスを行う企業の姿勢である。各音楽配信サービスを行う会社により良き状態で音楽を配信する企業努力が求められるのは当然のことであり、各社は新たなより良い音楽フォーマットの開発の為に研究機関を共同で設立するくらいの社会的責任は負うべきだ。それと共に、インターネットという確立された技術の上に乗って商売を行うのなら、より音質劣化の少ない、即ち高いビットレートでの配信を容易にするべく、通信速度向上、もしくは回線容量増加の為にしかるべき機関に出資を行い、インターネットという社会インフラの整備に寄与するべきではないか?一般の道路だって通行する車、ガソリン等にかけられている税金で整備され、商用車(重量車)にはより多くの税金が課せられるのはあたりまえのことだ。

正直、音楽家の端くれとしては納得はいかないが、リスナーにとっての利便性(どのくらいの頻度で音楽に接していたいか)、情報量(聴きたい音楽の種類、数)、コスト(文字通り、音楽にどれだけ払う気があるか、即ち、価値を見いだしているか)のバランスを考えれば、今は音楽記録媒体の過渡期なのだと思う。CDと同じサイズの記憶媒体に複数の種類があることがこれを物語っている。極論を言えば、今のままでは、いずれ音楽文化の音響部分が矮小化するか、CDがメディアとして滅びるかのどちらかだ。音楽ビジネスはそういう岐路に立たされている。


しかし、これだけは言っておきたい。


商業的側面を度外視した時、音楽そのものの芸術性の高さは音質には依存しない。音楽とは、そういう物だ。
 
 
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バンドって楽しい…か?(其の四) [音楽一般]

さらに続く。

さて、ボーカリストも決まり、俺達はライブハウスを中心に活動を始めた。

最初は平日昼間の枠が中心だったが、(新人バンドはまずここからスタートである)回数を重ねる毎に観客動員は増えて来た。

新しいアマチュアバンドがファンを獲得するのはなかなか大変である。ポスターやチラシを作ってもあまり効果は期待できない。勿論、過去に在籍していたバンドのファンに連絡を取り、「新しいバンドを作ったから観に来てくれ」と電話を架けるダイレクト攻撃も行ったが、俺自身はこの方法は好きではなかった。なぜなら、客席が知人ばかりの「馴れ合いライブ」になるからである。もっとも有効な手段は似たような音楽性で動員力のあるバンドの前座を行い、ファンを「奪う」ことである。

ま、様々な手を尽くし、地道に月2~3本のライブ活動を行い、ファンもそこそこ増えてきて、土曜の昼の枠でワンマンを張れるくらいまで成長してきた。ドラマーの「叩きまくりたい衝動」は相変わらずだったが、容赦なく「ダメ出し」をしたり、根気強く「ツボ」を確認しあったりした結果、スケール感を失わずにバンドのアンサンブル力は飛躍的に向上、プレイの呼吸もバッチリで、お互いのプレイの様子を伺いながら、ちょっとしたアドリブも打ち合わせなしで入れたり出来るほどになった。当時の俺が理想としていた音がほぼ実現していた。


「これはいけるぞ」、そう思っていたある日、終焉はいきなりやってきた。


その夜の演奏が行われるライブハウスに行くと、リーダーが俺に宣言した。

「このバンドは解散する」
「え?今なんて言った?」
「もう、このバンドは解散する」
「おい、ちょっと待てよ。解散するかどうかなんて、俺は相談を受けてないぞ?いつ決めたんだよ?」
「このバンドは俺が作ったバンドだ。だから俺に解散権がある」
「そういうことじゃないだろ?確かにお前はリーダーだけど、なんでもかんでもお前のいいなりって訳にはいかねぇぞ」
「でも、もう続行不可能なんだ」
「何でだよ?」
「実は、ドラマーが最近天狗になってきた。年上の俺達にもタメ口叩くし…」
「ああ、それは俺も気にはなっていた。でも、Cozy癖が抜けていないとはいえ、奴のテクニックはなかなかだ。それにお前はリーダーだろ?奴の態度を正すのはお前の役目だろ?」
「俺もそう思った。で、『世の中はそんなに甘くない』って事を教えるために…」
「何をしたんだ?」
「プロのオーディションを受けさせた」
「まさか…」
「…合格しちゃった…」
「…(唖然)…」
「落ちると思ったんだ。そうすれば奴も謙虚になるんじゃないかって…」
「…こ~の~、バカヤロー!余計なことしやがって!」

激怒した俺は奴の襟首を摑み、上方向に力を入れた。


あ、持ち上がっちゃったよ。俺はシュワルツネッガーか?


驚いたライブハウスのスタッフ達、バンド関係者が「やめてください!」と俺を止めにかかり、どうにか投げ飛ばさずに済んだが…いやぁ、人間ってのは本気になると普段の能力を超えた力が出せるもんだ、火事場の馬鹿力ってのはこういうことを言うのか、と、納得…してる場合か~!

これにて、了。
 
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