Drawing of Threes / Desertshore [Rock]
俺が今は解散してしまったSlow/Sad Coreの重鎮、Red House Paintersの音楽的支柱であったボーカルのMark Kozelekのファンで、彼のソロ作品は勿論、関わったプロジェクトは入手可能な限り聴いていることはこのブログでも記した。とにもかくにも彼の感情の昂りを一切感じさせない歌唱には魔術的な引力があり、ぶっきらぼうで冷淡ながらも、その表現の奥にかすかに灯る、感じ取ることが難しい明かりが発するわずかな暖かみに気かつくと、もう彼の世界から抜け出せなくなってしまう。
さて、先日、某音楽ダウンロード販売サイトで検索をかけたところ、Mark Kozelekで知らない作品がヒット。曲単位に、Feat. Mark Kozelekとクレジットされていることから察するに、Mark Kozelekがゲストで数曲参加した作品のようだ。ええ、聴きますよ。聴きますとも、ということで、アルバム1枚丸ごとダウンロード購入したのだが・・・
Drawing of Threes / Desertshore
なんだなんだこれ?Red House Paintersにそっくりじゃねぇか!
試しにこれ、聴いてみてくれ。
テクニックを誇示することのないギターが注意深く音を置いていく、今にも止まってしまいそうな緩慢なリズム、そこに乗るMark Kozelekの醒めたボーカル。Red House Paintersではあまり聴かれなかったピアノも違和感なく曲にとけ込み、独特の・・・いや、Red House Paintersに酷似した音空間が広がっている。
ちょっと調べたところ、どうやら、このDesertshioreなるバンド、かつてRed House Paintersでギターを弾いていたPhil Carneyが、ピアニストと組んだプロジェクトらしいことが判明。そりゃ似て当然か。前述の通り、ダウンロード購入したので、録音に参加しているメンバーの詳細までは判らないが、察するに、ドラムはMark Kozelekのバンド、Sun Kil Moonから借りてきたのではあるまいか。確かSun Kil Moonのドラマーは元Red House Paintersのメンバーだったはず。そうなると、これはもうほぼRed House Paintersだ。
このアルバム、全10曲中、6曲にMark Kozelekが参加しており、これらの全てがRed House Paintersを彷彿とさせる。残り4曲は全てインストゥルメンタルなのだが・・・う〜ん、ちょっと微妙。Penguin Cafe Orchestraを想起させられる局面もあるが、なにせ曲が小粒で、未完成なアイデアをデモ的に録音したようなイメージ。唯一、最終曲のみ、曲らしい体裁を保っている。
そういう訳なので、この作品、Red House Paintersの熱心なファン以外には積極的には勧められないのだが、なんと、今月、DesertshoreとMark Kozelekが共同名義での作品を発表することが発覚!勿論、私は即、予約しました。はい。
この両者の全面協力ということは、これはもうRed House Paintersでしょう!
いっそのこと、再結成してくれないかなぁ。
こちらが今月発売の共作。楽しみ〜
さて、先日、某音楽ダウンロード販売サイトで検索をかけたところ、Mark Kozelekで知らない作品がヒット。曲単位に、Feat. Mark Kozelekとクレジットされていることから察するに、Mark Kozelekがゲストで数曲参加した作品のようだ。ええ、聴きますよ。聴きますとも、ということで、アルバム1枚丸ごとダウンロード購入したのだが・・・
Drawing of Threes / Desertshore
なんだなんだこれ?Red House Paintersにそっくりじゃねぇか!
試しにこれ、聴いてみてくれ。
テクニックを誇示することのないギターが注意深く音を置いていく、今にも止まってしまいそうな緩慢なリズム、そこに乗るMark Kozelekの醒めたボーカル。Red House Paintersではあまり聴かれなかったピアノも違和感なく曲にとけ込み、独特の・・・いや、Red House Paintersに酷似した音空間が広がっている。
ちょっと調べたところ、どうやら、このDesertshioreなるバンド、かつてRed House Paintersでギターを弾いていたPhil Carneyが、ピアニストと組んだプロジェクトらしいことが判明。そりゃ似て当然か。前述の通り、ダウンロード購入したので、録音に参加しているメンバーの詳細までは判らないが、察するに、ドラムはMark Kozelekのバンド、Sun Kil Moonから借りてきたのではあるまいか。確かSun Kil Moonのドラマーは元Red House Paintersのメンバーだったはず。そうなると、これはもうほぼRed House Paintersだ。
このアルバム、全10曲中、6曲にMark Kozelekが参加しており、これらの全てがRed House Paintersを彷彿とさせる。残り4曲は全てインストゥルメンタルなのだが・・・う〜ん、ちょっと微妙。Penguin Cafe Orchestraを想起させられる局面もあるが、なにせ曲が小粒で、未完成なアイデアをデモ的に録音したようなイメージ。唯一、最終曲のみ、曲らしい体裁を保っている。
そういう訳なので、この作品、Red House Paintersの熱心なファン以外には積極的には勧められないのだが、なんと、今月、DesertshoreとMark Kozelekが共同名義での作品を発表することが発覚!勿論、私は即、予約しました。はい。
この両者の全面協力ということは、これはもうRed House Paintersでしょう!
いっそのこと、再結成してくれないかなぁ。
こちらが今月発売の共作。楽しみ〜
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