iTunes整理計画その２

風邪ひいた。日曜の朝、起きるなり喉の痛みと続けざまに出る咳。「乾燥しているせいだろうな・・・」と思ったのだが、夜になると寒気が到来。月曜（成人の日・休日）の夜には体温が３７度８分まで上がったものの、昨日の朝にはすっかり熱は下がっており、咳も止まっていたので、他の人に移す危険性は皆無に近いとタカをくくり、仕事に行ったのが良くなかった。今朝起きたら熱こそさほど無いものの、鼻水は止まらず呼吸も苦しい。「こりゃいかん」と、今日は仕事を休むことに。風邪で仕事を休むなんて何年ぶりだろう？

さて。Tunesを含む多くのPC上で稼働する音楽プレーヤーはGracenoteのCD情報検索サービスを使用している。これは非常に便利だ。インターネットに接続した状態でソフトウェアを起動し、CDを読み込ませると自動的に情報を取得し、アーティスト名、アルバム名、曲名、果てはジャンル名や年代までも表示してくれる。ユーザーはいちいちこれらの情報を入力しなくて済むのである。

が、世の中で発売されている全てのCDの情報がここから得られる保証はない。このサービスは主に利用者の情報提供により運営されているので、購入したCDの情報がGracenoteのCD情報検索サービスから得られなかった場合、つまりまだ誰もそのCDの情報をGracenoteにフィードバックしていなかった場合は、ユーザーの自主性によってジャケットの文字情報を入力し、送信することが求められている。ま、普通にプレス枚数の多い流行の音楽を聴いている分には、そういった一番乗りの幸運（？）にぶち当たることは少ないと思う。

ところが、昨年末に着手した、手持ちのCDを全てTunesに食わせる一連の作業途中、数十枚の「一番乗り」に出くわした。（勿論、情報を手入力し、フィードバックを行った。）その殆どがバリで購入したガムラン音楽のCDだった。昨年、同時期に２枚発売されたYAMASARIの作品も片方しか登録されていなかったし、意外なことに、バリで最も人気があると思われるTirta SariのCDですら登録されていない作品があった・・・これらのCDのプレス数は相当あるはずだ。プレス枚数が少ない自主制作盤だって登録されている場合が多いのに・・・薄々感づいてはいたが、ガムランをiPodで聴く人は少ないのだと思う。俺自身も今まで聴いていなかったCDも全てTunesに食わせることをしなければ気がつかなかったわけだもんな・・・