たかがロックンロールじゃねぇか (IT’S ONLY ROCK’n’ROLL / THE ROLLING STONES) [Rock]
昨日はちと飲み過ぎた。行きつけの焼き鳥屋で中ジョッキと冷酒一杯。これでやめとけばいいのに、帰ってシャワーを浴びたらリセットされてしまい、反射的にビールを開けたのが良くなかった。そのままジャック・ダニエルに突入し、酔った勢いで知合いの某ミュージシャンに電話し延々とロック談義に花を咲かせ、電話を切ってからもあれこれ音楽を聴きながら飲み続け、気が付きゃ夜中の2時半だ。今日はお約束通り二日酔い。昼になっても気分がすっきりしない。しかし、休日の昼にビールを飲まないという選択肢はないので飲み始まってしまった。今二本目だが、頭の芯がジーンと痺れてきた。こういう時にはおなじみのアルバムを聴くのがいい。
IT’S ONLY ROCK’n’ROLL / THE ROLLING STONES
前作、GOATS HEAD SOUPの延長線にあると言っていい、アルバム全体を通して感じられるひんやりとした耳ざわり。
特に最終曲、FINGERPRINT FILEのまるでスパイ映画の音楽のようなクールさは最高。ギターのルーズなカッティング、ベースの淡々としたランニング、絶品だ。そしてタイトル曲の、「たかがロックンロールじゃねぇかよ」「でも、俺はこれが好きなんだよ」という、明確なメッセージ。そうだよな、そうだよな、好きなものはしょうがねぇんだよな。何度聴いても鳥肌が立つぜ。さっきも立ったぜ。
他にも意外にハードなロックンロール、DANCE LITTLE SISTERや、名曲、WILD HORSESを彷彿とさせるTILL THE NEXT GOODBYE等、佳曲が多い。決して派手なアルバムではないし、帳尻あわせのために創られたことがはっきりとわかる、いわゆる「捨て曲」も何曲かあるが、これも私的名盤。あ、終わった。はい、リピート。
ところで、昨日中古盤屋で来日記念の企画ベスト盤、STAR BOXが異常な低価格(千円程度!)で出ているのを発見。これっていわゆる「レア物」でプレミアが付いており、普通は五千円はする筈なんだけど・・・いいのか?それで・・・持っているから買わなかったけどさ。
コメント 0